Mokerの徒然日記2.0

技術系のことをつらつらと。情報に責任は負いません。

Chromebook Duet に VSCode を導入する

大したことした訳ではないのですが、一応動いたよ、という報告も含めて書いておこうかと思います。
(ちなみにこの記事もDuetから書いています)

結果

まずは導入した結果から。
若干動作がもたつく感じもありますが、小規模な編集なら問題ないかと思います。拡張機能も動きました(一部テストした中で動かなかったものもありましたが)。

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vscodeスクリーンショット

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拡張機能によってカッコとインデントが色付けされている様子

これはLinuxのターミナルから入れてるのですが、アプリ一覧画面にちゃんと表示されるんですね。

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アプリ一覧(Code-OSSがそれ)

導入方法

まず、ChromeOS側でLinuxを有効化します。
DuetのCPUはArmなので、有志のArmビルド版をインストールする必要があります。

wget https://code.headmelted.com/installers/apt.sh
chmod u+x ./apt.sh
sudo ./apt.sh

code-oss

あとはgccがデフォルトで入っていないようなので、これも必要なら追加しておいたほうが良いかと思います。

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install build-essential

問題点

日本語入力

デフォルトでは日本語入力ができません。
ただ、ちゃんと導入すれば動くという報告もあります。(検証してないのでDuetでも可能なのかはわかりません)

catalyst-wakaba.com

バックスラッシュ

僕は普段はバックスラッシュをBackSpaceの隣のキーで入力しているのですが、これではエスケープシーケンス扱いになりませんでした。(普段Winで開発してるのですが、Linuxではこういう挙動が普通なのでしょうか...?)
ただし、キーボード左下のバックスラッシュキーを押せば普通に入力されます。

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¥マークが¥マークとして入力される現象